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私たち奥出雲町が、椎茸の「菌床ホダ木栽培」に取り組み始め
たのは昭和61年のこと。今では年間生産量1,000tを超える全国有数
の生産地として、東京・大阪・広島をはじめとする各市場から高い評価を
いただくまでに成長しました。その背景には、原料供給から販売ま
でを地域内で一貫して行うシステムの確立と、菌床ホダ木
栽培による「奥出雲生しいたけ」ならではの美味しさがあり
ます。
椎茸菌は枯れた広葉樹に寄生して繁殖します。このため一般に多い原
木栽培では、キノコの種類によって樹種は異なりますが、約1〜1.2m
の長さにカットした原木が用いられます。しかし、農林業従事者の減少・
高齢化への配慮や森林保護の観点から、私たちが取り組んだのが菌床
ホダ木栽培。これはコナラやクヌギなどの広葉樹を「オガコ」と呼ばれる
細かなチップにし、このチップに菌を混ぜ込み、ブロック状に固めて「ホ
ダ木」をつくり、栽培するという方法です。この栽培方法は原木栽培に比
べ、同等の条件下で約6倍の生産量が得られ、かつ一番の特
長である柄まで食べられる柔らかさ、そして旨味成分グァ
ニール酸が柄の部分で約10倍・栄養価も豊富というこ
とが証明されています。
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仁多町の気候条件などによくなじんだ菌床は、生産農家のクリーンな
椎茸ハウスの中でどんどん芽切りし、品質のよい椎茸が生長します。
ハウスへのホダ入れから180日間栽培しますが、約20日で発
生し始め、60〜80日経ったころ収穫の最盛期を迎
えます。温度や湿度調整などむずかしい課程もありますが、椎茸
をこよなく愛する生産農家のきめ細かな管理により、1年中収穫
が続けられ、収穫された椎茸は12の等級に自動選別され一括し
て買い取られます。
また生産農家には菌を仕込んだ状態でホダ木が供給されるので、自
家で菌床を作る必要がなく、またホダ木は原木に比べるとコンパクト
であるため、女性や高齢者も楽にホダ入れや収穫の作業が行えま
す。この様に清潔な作業環境と奥出雲町のすばらしい自然の中で、
今日も「奥出雲生しいたけ」はすくすくと育っています。 |
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毎日収穫される椎茸は、生産農家にリスクが少なく経営・所得の安定
にもつながる精算制買い取り方式のもと「奥出雲椎茸集出荷
センター」に集められ、出荷に向けて選別・パック詰めされます。「奥出
雲生しいたけ」の商品としてのバリエーションは、品質や大きさ・量に対
するお客様のニーズにきめ細かくお応えしてきた結果、今や1品種で6
0アイテム。このため、選別・パック詰めは機械によって自動化し、
各アイテムの仕様に確実に対応しています。また美味しさをそのままに
お届けするのが「生椎茸専用クール流通システム」。東
京に向けては、中にドライアイスを詰めた専用保冷コンテナで、
鮮さを保ったまま出雲空港から空輸。
大阪や、広島・松江・米子などの市場へは、温度管理された冷凍車で、
すばやく輸送されます。丹精込めた「奥出雲生しいたけ」ブランドへの、
私たちの誇りものせて。
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生産農家から直接納入される椎茸
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収穫した椎茸は『奥出雲椎茸集出荷センター』に集められ、 機械により12等級に自動選別
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大型パッケージライン3基によるパック詰め作業
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